Google ショッピングの画像不承認を直す方法

Google ショッピングの画像不承認を解消します。ファイルが小さすぎる、販促テキストの重ね、バリエーション不一致、クロールエラー、URL の使い回しという原因別に対処します。

Google ショッピングの画像不承認を直す方法

Google ショッピングの画像不承認は、事前に防げる少数のミスに集中しています。元ファイルが小さすぎる、販促テキストを重ねている、プレースホルダー画像を使っている、バリエーションと画像が一致していない、画像 URL がブロックされている、ランディングページが商品画像をクローラーから隠している、といったものです。これを直す作業は、広告の審査対策にとどまりません。同じ画像の基準が、Google 検索、Google 画像検索、Google レンズ、ショッピング タブへの掲載も左右します。

2026年9月10日更新。 この記事の数字のうち一つに、期限が付きました。Google は すべての商品画像で最小 500 x 500 ピクセル という新しい基準を公表し、適用開始は 2027年1月31日 です。サイズ不足の画像に対する警告は、2026年7月 から Merchant Center にすでに表示されています。100 x 100 という旧来の下限を前提にカタログを組んできたなら、不承認はまだ始まっていませんが、カウントダウンはもう動いています。

Google ショッピングの画像不承認を切り分ける早見表

まず Merchant Center に表示された不承認の理由を確認し、クリエイティブに手を入れる前にこの表と照らし合わせてください。

症状 考えられる原因 すぐできる対処
画像が小さすぎる 元画像が Google の最小サイズを下回っている 可能なら 1500 x 1500 px 以上に差し替える
販促要素の重ね セール文言、送料の訴求、透かし、ロゴ、枠線 加工のない商品画像を image_link として送信する
バリエーション画像の不一致 フィードの画像が色・柄・素材と合っていない バリエーションごとに画像 URL を用意する
プレースホルダーや汎用画像 メイン画像が実際の商品ではない image_link には実物の商品写真を使う
商品が見切れている 商品全体が写っていない 商品全体が入るようにトリミングし直す
クロールまたは取得のエラー URL がブロック・変更・リダイレクトされている、または遅い 安定した HTTPS の URL を使い、Googlebot を許可する
AI メタデータの問題 生成画像のメタデータが削除されている AI 生成画像に必要な IPTC メタデータを残す

Merchant Center の画面で 1 件ずつ手作業で直すのは、最初にやることではありません。直すべきは元画像のライブラリとフィードのロジックです。そうしないと、次のフィード送信で修正が上書きされます。

500 x 500 のルール:今どうなっていて、2027年1月31日に何が変わるか

Merchant Center は現在、取扱商品によって 2 つの下限を使い分けていますが、その両方がまもなくなくなります。

期間 アパレル以外の最小サイズ アパレルの最小サイズ サイズ不足の場合の扱い
2027年1月31日まで 100 x 100 px 250 x 250 px この下限を下回った場合のみ不承認。500 x 500 を下回ると警告
2027年1月31日以降 500 x 500 px 500 x 500 px 全カテゴリで 500 x 500 未満は不承認

作業量がどれくらいになるかは、次の 3 点で決まります。

アパレルの例外は引き上げではなく、廃止されます。 今は 250 x 250 のアパレル画像も、250 x 250 の家具画像も基準を満たしています。2027年1月31日からは、すべてが一つの数字になります。カテゴリごとに作り込んできたカタログは、一度まとめて見直す必要があります。

警告は2026年7月から出ています。 Google の案内には、2026年7月以降、現在の最小サイズは満たしていても 500 x 500 を下回る画像に警告が表示されると書かれています。この警告リストは、2027年にどの SKU が引っかかるかを知るための、最も安上がりな棚卸しです。適用当日に件数を知るのではなく、今のうちに書き出しておいてください。

500 x 500 は下限であって、目標ではありません。 Google は今も 1500 x 1500 ピクセル前後を推奨しており、上限は 64 メガピクセルと 16 MB のまま変わりません。カタログをちょうど 500 x 500 で書き出せば基準は満たしますが、デスクトップの商品タイルではどれも眠い絵になります。

実務的な結論はこうです。500 x 500 の画像は Google の2027年の検査は通っても、買い手の検査は通りません。 実際に売上を作る場所——拡大表示、レンズでの照合、高精細ディスプレイのタイル——は、すべて同じファイルから生成されているからです。どのみち画像ライブラリに手を入れるなら、1500 x 1500 以上で書き出し直して、二つの基準を一度に越えてしまうほうが早いです。ファイルの作り方に対する同じ規律が、後工程でアップロード後に商品画像がぼやける問題も防ぎます。

ミス 1:最小サイズを目標値として扱う

Merchant Center の画像属性では、商品画像に最小の寸法とファイルの上限が定められています。ただし最小値は、運用上の目標値ではありません。

ルール 数値 販売者の実務目標
最小サイズ、2027年1月31日まで アパレル以外 100 x 100 px、アパレル 250 x 250 px 無視してよい値です。どの掲載面の要求にも遠く及びません
最小サイズ、2027年1月31日以降 全カテゴリ 500 x 500 px 点検の絶対的な下限として扱う
推奨される成果重視のサイズ 1500 x 1500 px 前後かそれ以上 実際に作り込むのはこの数字
最大解像度 64 メガピクセル以下 —
最大ファイルサイズ 16 MB 以下 —

アパレル、ホーム用品、家電、ビューティー、アクセサリーを扱っているなら、1500-2500 px 程度の正方形のマスター画像を用意してください。サムネイル、拡大表示に近い掲載面、ビジュアル照合に十分な情報量がありながら、ファイルが重くなりすぎません。正方形はフィード画像として最も安全な形でもあります。各掲載面で何が残るかを決めるトリミングの挙動は、書き出しサイズではなく商品画像のアスペクト比のルールに従うからです。

対処法

商品画像のマスターを用意します。

商品タイプ 推奨マスター
小物アクセサリー 2000 x 2000 px
アパレル 2000 x 2000 px、または 2400 x 3000 px で正方形トリミングに耐える構図
家具 長辺 2000-3000 px
ビューティー / パッケージ 2000 x 2000 px
セット商品 2000 x 2000 px、同梱物がすべて写るように

今の画像が 800 x 800 px でぼやけているなら、拡大処理をかけて直ったことにしないでください。引き伸ばした 800 px のファイルは形式上は2027年の下限を通りますが、実際の情報量はありません。撮り直すか、元の高解像度ファイルを探してください。そして Merchant Center が実際に測っているのはピクセル数だけで、商品画像の 300 DPI と 72 DPIの違いではないことも押さえておきましょう。

ミス 2:モール向けのインフォグラフィックをメイン画像に使う

他モールでサブ画像として機能する画像が、Google ショッピングのメイン画像としては通らないことがよくあります。Google はメイン画像の販促要素や重ね表示を明確に認めていません。

不承認になりやすい要素は次のとおりです。

  • 今すぐ購入といった訴求文言
  • 送料無料の表示
  • セール価格
  • 販促的な形容表現
  • 対応・互換の表示
  • 透かし
  • 商品そのものの一部ではないブランドの重ね表示
  • 枠線
  • バーコード

メイン画像で見せるのは商品です。マーケティング用のグラフィックは、追加画像、ランディングページの本文、あるいはモール固有のサブ画像枠に置いてください。

対処法

画像を役割ごとに分けます。

役割 使う画像
image_link 加工のない商品画像。重ね表示なしで、実物が見える状態
additional_image_link アングル違い、利用シーン、サイズ感、機能説明の画像
ランディングページのギャラリー 商品の全体像。認められる範囲でインフォグラフィックも可
モールのサブ画像 各プラットフォーム向けの訴求とサイズ図

画像ライブラリにインフォグラフィック版しか残っていない場合は、まず加工のないベース画像を作ってください。元の商品写真が残っているなら、統合済みの JPEG から文字を消そうとするのはやめましょう。

ミス 3:全バリエーションで 1 枚の画像を使い回す

Google は、バリエーションごとの違いがわかる固有の画像を送信することを推奨しています。色、柄、素材、入り数、セット内容が対象です。

商品構成 良くないフィード画像 望ましいフィード画像
グリーンとブルーのソファ すべての SKU がグリーンのソファ 色ごとに一致する画像を使う
プリント違いの T シャツ 無地の汎用シャツ 1 枚 バリエーションごとに該当プリントを見せる
仕上げ違いのジュエリー シルバーの SKU にゴールドの画像 仕上げごとに撮影した写真
複数個セット 単品の写真 同梱される商品がすべて写ったセット写真

バリエーションの不一致は、不承認のリスク、購入者の不信、無駄なクリックにつながります。ブルーの商品をクリックしてグリーンの画像に着地した買い手は、バリエーション選択が仕様上は正しくても、購入に至りにくくなります。

対処法

フィードのスプレッドシートに画像チェック用の列を追加します。

列 例
item_group_id linen-shirt-001
color sage green
size M
image_link セージグリーンのシャツの画像 URL
image QA matches color + material

商品数が多い場合は、ファイル名の規則や DAM のタグをバリエーション属性と突き合わせて自動チェックします。目視確認は、売れ筋 SKU と不承認が頻発する商品に絞ってください。

ミス 4:商品を切り落とす、セット内容を写さない

Google は、商品画像は演出を最小限にして商品全体を正確に見せるべきだとしています。セット商品では、同梱される商品が画像に写っている必要があります。

トリミングの失敗は、SNS 広告用の画像、シーン写真、モールのメインビジュアルをそのままフィード画像に流用したときに起こります。

商品 危ないトリミング 望ましいトリミング
靴 つま先とかかとが切れている 左右そろって全体が見える
ランプ シェードは見えるが台座が切れている ランプ全体が見える
寝具セット 演出したベッドだが、同梱の枕カバーが写っていない 同梱品がすべて写っている、または明確に示されている
工具セット 主役の工具のみ 工具と同梱アクセサリー

対処法

「商品全体を最優先」でトリミングします。

  1. 商品全体をフレームの中に収めます。
  2. 自動生成のサムネイルで端が切れないよう、余白を十分に取ります。
  3. 小道具は最小限にします。
  4. ディテールの寄りは追加画像に回します。
  5. セット商品では、同梱の実物をすべてメイン画像に入れます。

同梱される部品を買い手が気にする商品では特に重要です。家電のキット、工具セット、調理器具のセット、寝具セット、手芸材料などが該当します。

ミス 5:画像の中身だけ変えて URL を変えない

URL が同じままだと、Google が画像の変更を検知するまでに時間がかかることがあります。多くの EC プラットフォームは product.jpg を新しい画像で上書きしますが、URL は同じままです。Google が古い画像を見続ける可能性があるため、不承認からの復帰が遅くなります。

対処法

バージョン付きの画像 URL を使います。

良くない 望ましい
/images/product-main.jpg /images/product-main-v2.jpg
/sku123.jpg を繰り返し上書き /sku123-green-front-2026-05.jpg
差し替え後も同じパスの CDN URL 新しいパス、またはプラットフォーム側でキャッシュを破棄する URL

URL が自動生成されるプラットフォームなら、画像を差し替えたときに新しい CDN URL が発行されるかを確認してください。発行されない場合は、プラットフォームのメディア差し替え機能を慎重に使い、URL が変わったあとに Merchant Center で再処理をリクエストします。

ミス 6:クローラーが画像を見つけられない

Google 検索セントラルは、標準の HTML 画像要素はクローラーが画像を見つける助けになる一方、CSS の背景画像は同じようにはインデックスされないとしています。EC のページでは、重要な商品写真がスクリプト、スライダー、CSS 背景、ブロックされた CDN パスの中に隠れていることがよくあります。

対処法

開発担当かテーマの管理者に、次の項目を確認してもらってください。

確認項目 合格ライン
商品画像のマークアップ 有効な src を持つ HTML の img 要素を使っている
レスポンシブ画像 srcset だけでなく、フォールバックの src がある
CDN の robots 設定 Googlebot が画像 URL を取得できる
代替テキスト キーワードを詰め込まず、商品を説明している
構造化データ Product の構造化データが有効な画像 URL を参照している
サイトマップ 必要な場所で重要な画像 URL が見つけられる

これはショッピング広告だけの話ではありません。Google は EC のコンテンツを検索、画像検索、レンズ、ショッピング タブ、ビジネス プロフィール、マップに表示できます。画像をクロールできるかどうかは、複数の掲載面に影響します。

ミス 7:必要な AI メタデータを削除する

Merchant Center の画像に関する Google のガイダンスでは、生成 AI で作成した画像には AI 生成であることを示すメタデータが含まれている必要があり、販売者は IPTC DigitalSourceType のような埋め込みメタデータタグを削除すべきではないとされています。

AI を使った画像がすべて不承認になるという意味ではありません。生成 AI ツールで画像を作成した場合に、その開示メタデータをワークフローの中で保持する必要があるという意味です。

対処法

AI を使った画像では次のようにします。

  • メタデータが残った書き出し原本を保管します。
  • 圧縮の過程でメタデータを剥がさないようにします。
  • 実際の商品を誤認させる目的で AI 生成画像を使わないでください。
  • 正確さが重要な場面では、メイン画像に実物の商品撮影を使います。
  • 元画像、編集日、使用ツールを記録し、追跡できる状態を保ちます。

迷ったときは、AI は背景処理やサブ画像のクリエイティブに使い、商品の仕様を作り出すためには使わないでください。

30 分でできる復旧の手順

Merchant Center に画像の不承認が出始めたら、この手順で進めます。

ステップ 1:対象商品を書き出す

商品 ID、タイトル、バリエーション属性、現在の image_link、不承認の理由、ランディングページの URL を書き出します。

ステップ 2:原因ごとにまとめる

1 件ずつ処理しないでください。パターンでまとめます。

パターン よくある根本原因
同じ画像 URL が多数の SKU で不承認 重ね表示の使い回し、または URL の不具合
特定の色系統だけ不承認 バリエーション画像の不一致
モバイルのランディングページだけ影響 テーマまたは CDN の問題
直したはずの画像がまだ不承認 URL が同じで、古い内容がキャッシュされている

ステップ 3:元画像を差し替える

仕様を満たす加工のない商品画像を作り、新しいファイルとしてアップロードして、フィードの URL を更新します。

ステップ 4:ランディングページを確認する

シークレット ウィンドウで商品ページを開きます。メイン画像がフィードの画像と一致し、表示が速く、通常の HTML に含まれていることを確認します。

ステップ 5:再送信するか、フィードの再処理を待つ

フィードを更新したら、問題の種類に応じて再審査をリクエストするか、Merchant Center の次の処理サイクルを待ちます。

よくある質問

2026年の Google ショッピングでは、画像サイズはどれくらいにすべきですか

1500 x 1500 px 前後で作り、500 x 500 を下回るものは送信しないでください。2026年9月時点で実際に適用されている最小サイズは、アパレル以外が 100 x 100 px、アパレルが 250 x 250 px ですが、全カテゴリ共通の 500 x 500 という最小サイズが2027年1月31日に適用されると Google が公表しています。上限は 64 メガピクセルと 16 MB のまま変わりません。

Google の 500 x 500 画像要件はいつから始まりますか

適用開始は2027年1月31日です。Merchant Center では2026年7月から、現在の最小サイズは満たすものの 500 x 500 を下回る画像に警告が表示されており、対象の SKU リストは今日の時点でアカウント内から取得できます。

Google ショッピングの画像に文字を入れてもよいですか

メインの image_link には、販促テキスト、行動喚起、価格、送料無料の表示、枠線、透かし、商品そのものの一部ではないロゴを入れないでください。詳しい説明は追加画像やランディングページの本文で行います。

使うのはシーン写真ですか、白背景の写真ですか

メインのフィード画像には、演出を抑えて実際の商品がはっきり見えるものを使ってください。商品を隠さないシーン写真であれば使えますが、作り込んだ演出はトリミングと視認性の問題を招きがちです。シーン写真やサイズ感の写真は、追加画像の枠に入れましょう。

寸法を書き込んだ画像は Google ショッピングで役に立ちますか

寸法入りの画像はサブ素材として使い、メインの image_link には使わないでください。メインのフィード画像は加工のない状態を保つ必要がありますが、additional_image_link の枠とランディングページのギャラリーは、実測した寸法を載せるのにふさわしい場所です。クリックが無駄になる前に、サイズの疑問が解ける場所でもあります。ここで大事なのは、画像に載っている数字が実際に測った数字であることです。写真の中の商品の実際の輪郭に寸法線をスナップさせ、決まったピクセル仕様で書き出せるソフトなら、サムネイルに縮んでも読める図になります。もっともらしい数字を置くだけで一度も測っていない生成画像では、そうはいきません。選択肢を実際に比較した内容は商品写真に寸法を入れるツールにまとめてあります。

直したのに Google が不承認を出し続けるのはなぜですか

最も多い理由は、画像の URL が変わっていないため、Google が古いキャッシュ画像を見続けていることです。修正した画像を新しいファイルとしてアップロードし、フィードの URL を更新し、Googlebot が取得できることを確認したうえで、再審査をリクエストするか処理を待ってください。

参考資料

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Google ショッピング 画像 不承認の直し方